医療ドリプラの見どころ
我々が病気に出会った時、自身の価値観や人間関係、家族などと向き合うチャンスが必ず訪れます。どう生きたいのか、どう病気と向き合うのか、誰と生きたいのか。
まさに「病気=患者の人生」です。
多くの患者と向き合う医療者は患者の人生と向き合う人生の交差点のような存在、そこには共通の正解はなく、医療者と患者の対話の中で進む道が決まっています。医療ドリプラでは、医療者がどんなことを感じ、考えて日常の業務と向き合っているか、どんな夢を持って患者と向き合っているかを4人のプレゼンターが10分間でプレゼンをします。
福島先生はご自身ががんと出会い、37の病院を探し歩いた末に自身の望む治療をしてくれる病院と出会いました。普通はそこまで医療機関をまわることはありませんが、福島先生にはそれだけの行動をした治療に対する強いこだわりがありました。そこに至るまでの葛藤、多くの医療者と接する中で感じた魅力、そして治療を終えて...
50分という短い時間ですが福島先生に医療に対する熱い想いをご講演頂きます。
パネルディスカッションでは福島先生、川嶋先生、おのころ心平先生にそれぞれの立場から見える医療の魅力についてお話しいただく予定ですが、きっとプレゼンを終えられての川嶋先生の話題からトークが展開することになると予想しています(笑)
専門家、患者、家族、サポート人、医療に関わるすべての人が1人の人として本音で話し合える関係をつくることが、関わるすべての人の笑顔につながります。
医療ドリプラは様々な立場の人がやり方や技術ではなく、その根底にある想いを共有するイベントです。イベントで想いを共有することで、どのような化学変化が生まれるかを我々実行委員もとても楽しみです。
これからの医療を考える仲間に出会いに来てください。